ホスピタリティとは、「おもてなし」と訳します。私の地元久留米では「ほとめき」と言います。
現在のサービスや製品はあらかじめ決まったパターンを用意し、それを選ばせる形ですが、ホスピタリティは、お客様の気持ちに合わせて、こちらの持っているものを上手に利用して、喜んでいただく精神です。
「このとき、この場で、この人と」という状況で提供するものが変わります。
私たちは、ホスピタリティのある情報システムや製品の提供を目指しています。誰でも使える、誰でも創れる、安価に使える、状況次第で「カタチ」を変えるのは、おもてなし精神のあらわれです。
同時にこちらの持っているものを上手に利用するところも重要で、自分たちや地域の特徴を利用し、できる範囲でもてなすことが大切です。
お客様が来るからと言って、無理をして過度に高価なものを振る舞うとか、オリンピックだからと言って大きな投資をするとかはホスピタリティではありません。
私たちは、身の丈に合わせ今あるものを利用し、無駄がなく、それでいてお客様をもてなせる豊かな生活の実現を目指しています。
代表取締役 矢野雅文